結論
・真正面に向き合わない
・明るい声で話す
・声に強弱をつける
・表情でも表現する
どんな相手でも明るく元気に話せば、こちらの勝ち
私が務めるお店では、お客様に冷たいお茶を出します。
今日、最初にご来店いただいたお客様にも、いつも通りお茶を持って行きました。
すると、「こんな寒いのに、あったかいお茶はないのか」と、
少し圧迫感のある口調と表情で言われました。
『しょっぱなから勘弁しておくれ~」と、心の中で思いつつ、
「ございますよ。今持ってまいりますね。」と明るく笑顔で応えました。
するとお客様は、「ああそう?じゃあお願い」と口調が柔らかくなりました。
この瞬間に『勝った』と思いました。(笑)
勝ち負けの問題では、一切ありませんが、
圧迫感のあるお客様の態度をよい方向に変えられたら、すごく嬉しいのです。
私の接客でお客様が気持ちよく過ごすことができ、私も接客の成果を感じることができ、
Win-Win なのです!
その後の注文時やお料理のご提供時も、いい雰囲気で話すことができました。
今回の勝敗を分けた「ございますよ。今持ってまいりますね。」の中には、
様々な技を盛り込ませております。
1つ目は、真正面に向き合わないことです。
カウンセリングをする際などにも使われる技です。
90度法と呼ばれている、相手と自分の角度を90度に保って話すというものです。
より、リラックスして話せると言われていますし、私も非常に話しやすいので、
ただの飲食店ですが、実践しております(笑)
その際ちょっと腰を曲げて体勢から柔らかく見えるように心がけています。
2つ目は、明るい声で話すことです。
これは、全国のお母さんが電話で話す時に声が高くなるのと同じだと思っています(笑)
よく、よそ行きの声とも言いますよね。
印象を悪くしたくないから声のトーンを上げて明るくするのです。
3つ目は、強弱をつけることです。
強弱をつけることで、耳に馴染みやすくなると思っています。
単調だと、ただセリフを言っているように感じてしまうので、
強弱をつけて心から話しているようにみせると、気持ちが伝わりやすいと思います。
4つ目は、表情でも表現することです。
飲食店ではマスクをしている分、さらに大事になってきます。
特に目と眉毛を動かして話すと、言葉に説得力が増す気がします。
これら4つの技を使って、日々接客をしております。
最後に
今回ご紹介した、好印象を感じさせる話し方も、前回の投稿と同じように、
私個人が経験してきたことをもとに、お伝えしていますので、
全ての方がこの通りに実践して、好印象を残せる保証は全くありません。
しかし、〈好印象〉を昔から意識してきた私にとって、効果的な技です!
その辺のお話はまたいつか…。
少しでも、誰かのお役に立てることを祈っております☆
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